【電子ピアノのすすめ】大人がピアノをはじめる時にぶつかる3つの壁と超え方を徹底解説

【電子ピアノのすすめ】大人がピアノをはじめる時にぶつかる3つの壁と超え方を徹底解説

大人になってからピアノをはじめたいと思っている人は多いです。一方で、ピアノをはじめられずに悩んでる人も多いのではないでしょうか。

sae
sae

大人からピアノをはじめる時にみんながぶつかる壁は次の3つ

  • 精神的な壁 >> 例)ピアノ教室に通うのは緊張する
  • 時間的な壁 >> 例)毎週きちんと通う時間がない
  • 経済的な壁 >> 例)楽器の値段やレッスン費用が高い

この3つを乗り越えるのに一番良い方法は、電子ピアノで独学することです。

電子ピアノで独学!

「楽譜なんて全く読めないけど、大人からはじめてもピアノがひけるようになるのかな?」と不安に思っている方も、大丈夫です!

このブログを読んでいけば、曲をステップバイステップで練習しながら、ピアノのテクニック楽譜の知識を学ぶことができます。誰でも楽しみながら無理なくピアノが弾けるようになる方法を詳しく解説します。

sae
sae

ぜひこのブログを読んで、楽しくピアノをはじめてください。

【大人からはじめる趣味】でピアノが選ばれる3つの理由

大人になってからはじめる趣味として、ピアノが選ばれるのはなぜでしょうか?

理由は次の3つです。

好きな曲が弾けるようになると楽しい

  • 弾いている時間は楽しいので、何もかも忘れて没頭できる
  • 自分の弾いた音を聞きながら演奏するので、自分でも楽しめる
  • 家族や友だちに弾いてきかせたりと、自慢できる
  • 「自分でも弾ける!」という自信が持てる

お天気や体力に関係なく、いつでも誰でも楽しめる

大人から趣味で、テニスや水泳などのスポーツをはじめる人も多いです。体を動かすのが好きな人には向いています。体力に自信がない人や体を動かすのが苦手な人には向きません。

退職してハイキングやキャンプなどをはじめる人もいます。友人や仲間、家族と一緒に楽しめます。大自然にも触れられて、心身ともにリラックスできます。ただアウトドアの趣味は、お天気や季節に左右されてしまう面があります。

ピアノは…
・体を動かすことが苦手な人、体力に自信がない人も、指先の力さえあれば、年齢に関係なく楽しめます。
 このメリットは他の楽器でも同じです。

・室内で弾けるので、お天気に左右されず、一年中好きな時に好きなだけ弾いて楽しめます。
 ひととおり弾けるようになれば、仲間とアンサンブルを楽しむこともできます。

「ボケ防止に効果がある」、「脳トレに良い」と言われている

子育て中のママに大人気の「知育玩具」。あかちゃんが、遊びながら指先を動かすことで、脳の発達を助けてあげるためのおもちゃです。指先の機能と脳の発達とは、密接な関係があるということです。

脳の神経は、大人になってからでも発達させることができます。指先を動かすことで鍛えることができるのです。指をしっかり動かすと、脳の働きも良くなり、脳の老化を防ぐことができるということです。

くまお
くまお

指を動かすと、脳のはたらきが良くなるんだね!

ピアノをひくときに使う「感覚」

  • 視力ー楽譜を見る
  • 聴力ー音を聞く
  • 指先の運動感覚ー左手と右手を別々に動かす

チェックポイント

目、耳、手指の感覚をフル稼働させてひくピアノは、脳の衰えを防ぐための効果的な方法の一つ

大人からピアノをはじめる時にぶつかる3つの壁

「趣味でピアノをはじめたい」と思った人でも、実際にはなかなかはじめられずに悩んでいる人も多いです。

その理由は主に次の3つです。

【精神的な壁】ピアノ教室に通うのは緊張する

ピアノ教室の個人レッスンが、実際どんなふうに行われるのかわからず、不安に思ってしまうのも当然です。

「人前でひくのはとても勇気がいる」
「楽譜がまったく読めないので恥ずかしい」
「なかなか覚えられないので緊張する」
「一度はじめてしまうと、合わない時にやめられない」
くまお&コッコ
くまお&コッコ

一対一で習うのって、勇気いるよね!

結論としては..

ピアノ教室の個人レッスンに通うのは、簡単な楽譜が読めて弾けるようになってからで良い
「ちょっとひいてみたいだけ」という人にとっては、音楽教室の個人レッスンは、体験レッスンでさえハードル高め。大人で基礎知識がまったくのゼロの人は、まずは独学ではじめましょう。興味を持って続ければ、独学でも一通りの曲が、必ずひけるようになります。

【時間的な壁】定期的に通う時間がとれない

忙しい大人が、定期的にレッスンに通う時間を作るのは大変。まとまった「練習時間」も取りにくいです。

ピアノの基礎テクニックといえば、大まかに言ってしまえば「指を正確にコントロールするテクニック」です。テクニックレベルを維持するために、プロでも毎日コツコツと基礎練習をこなしています。野球やサッカーの選手が、ランニングや筋トレして、身体を作るようなものです。

大人が趣味でピアノをはじめるときは、基礎テクニックを身につけることを目指すより、感覚的に楽しく演奏すること目指した方が長続きします。独学で楽しく曲をひきながら、その曲に必要なテクニックと楽譜の知識を身につけていく、という方が良いです。

【経済的な壁】楽器の値段やレッスン費用が高い

アコースティックピアノは、趣味のために気軽に購入するには、少し値段が高いです。趣味ではじめるのに、いきなり大金が必要!となると、誰でもピアノを習うのをためらってしまいます。

価格面では、電子ピアノはアコースティックピアノに比べて安価なので、初心者でも手に入れやすいです。

「一対一での個人レッスンに抵抗がない」「アコースティックピアノにこだわりたい」「ピアノを置く場所や空間に制限がない」「自分の時間が自由に取れる」という方は、ピアノ教室に通うのも良いかもしれません。しかし全くの初心者にとって、個人レッスン費用は高く感じられます。

これら「3つの壁」にぶつかりピアノをはじめるのをためらっている人は、まずは電子ピアノを手に入れて独学することをおすすめします。

3つの壁をクリアする方法

電子ピアノ独学!

ピアノ初心者が【電子ピアノ】を使うメリット

”電子ピアノ”と聞くと、「電子音だからあまり好きじゃない」「鍵盤を押さえた感じに重みがない」などと感じる人も多いかもしれませんね。しかし最近では、アコースティックピアノに近い音色が出せたり、打鍵パフォーマンスが良い電子ピアノが多く販売されています。

大人から趣味でピアノを習いたい人に電子ピアノがおすすめなポイントは6つ

  • 音質のクオリティが高い
  • アコースティックピアノに近い打鍵パフォーマンスが再現されている
  • ピアノ以外の音色が出せるので演奏の幅が広がる
  • 楽器の大きさや重さがコンパクト
  • 価格が安い
  • 調律などのメンテナンス料がかからない

【電子ピアノで独学】のススメ

このサイトでは、大人から趣味ではじめる人向けに、馴染みのある曲を簡単にして楽譜にした曲を使って練習する方法を解説しています。

誰でも知っている曲を使って、ステップバイステップで、全くの初心者でも無理なく進めるよう工夫してあります。レッスンの流れは次のとおりです。

  1. ポイントとなる楽譜の知識を学ぶ
  2. 右手(数小節ずつ)でひく
  3. 左手(数小節ずつ)でひく
  4. 両手(数小節ずつ)でひく
  5. 全体を両手でひく
  6. 音色を変えてひく(仕上げ)
  7. 録音して聴く

曲をひく」ことを通して、「楽譜の知識」や「楽器の使い方」を少しずつ学んでいきます。

例えば「Happy birthday to you」…これをひけるようになれば、お友だちやお子さん、お孫さんのお誕生日会でも披露できますね。きっと絶賛されます!

 「パパ(ママ)、すごい!」
「おばあちゃん(おじいちゃん)、ピアノ、弾けたんだね!」
sae
sae

曲が弾けると嬉しいですね♪

【電子ピアノ】選びで押さえておきたい3つのポイント

「電子ピアノを買いたいけど、種類が多すぎて何を選んでよいかわからない」

これから趣味で始めようと思っている人にとっては、「自分に合ったタイプを選ぶ」と言われても、どんなタイプの電子ピアノが自分に合っているのかわからなことも多いですね。

【ピアノ初心者が必ずチェックすべき3つのポイント】

  • 鍵盤のタッチと質感→ハンマーアクション機能とタッチレスポンス機能、象牙調・黒檀調のすべりにくい材質
  • 鍵盤の数→88鍵
  • 音質→最大同時発音数128以上

それぞれ解説していきます。

鍵盤のタッチと質感

電子ピアノは、そもそもアコースティックピアノの代替品として開発され、技術の進歩によって、よりリアルな音色や機能性を再現できるようになってきました。

アコースティックピアノは、ピアノ線をハンマーで叩くことによって音を出します。アコーステイックピアノの鍵盤を指で叩いた時の感覚に近い機能を表すキーワードは、「ハンマーアクション」「タッチレスポンス」「材質」の3つです。

ハンマーアクション機能
アコースティックピアノをひいた時のような感触が味わえるよう工夫された機能です。アコースティックのアナログな仕組みでは、ピアノ線をハンマーでたたくと、たたくスピードによって音が出るまでの速さが変わります。これと同じように電子ピアノの鍵盤をたたくスピードを変えることで、音が出るまでの時間が変わるので、表情豊かな表現ができます。
タッチレスポンス機能
鍵盤をたたく力の強さを変えることで、出す音の強弱も変えることができる機能です。指先のコントロールにもつながり、表現力に幅が出ます。
象牙調・黒檀調の材質
アコースティックピアノの鍵盤の素材として使われているのが、アクリル樹脂や人工象牙、人工黒檀。電子ピアノでも、表面がざらざらとした凹凸のある象牙調(白鍵)、黒檀調(黒鍵)のような、アコースティックピアノに近い触感の方が、汗で滑りにくく、ひきやすいです。

鍵盤の数

アコースティックピアノと同じ鍵盤数の88鍵を選びましょう。

音色

電子ピアノの音は、アコースティックピアノの生の音を一つ一つ録音して作られたサンプリング音源と、アコースティックピアノの音の構造をコンピューターで解析し、デジタル信号処理でシュミレートして作るモデリング音源があります。モデリング音源を使っている機種は、価格帯としては15万円〜となっています。初心者ではじめて電子ピアノをえらぶ場合は、価格帯が抑えられるサンプリング音源のもので十分です。

同時に鳴らすことができる音の数を示した「同時発音数」は128音以上のものを選びましょう。同時発音数は多ければ多いに越したことはありませんが、高い性能を求めると電子ピアノ自体の価格帯も上がります。128音くらいあれば、将来ピアノが上達して、難しい曲をペダルを使って表現したり、左右に鍵盤を分けて連弾を楽しんだりするようになっても対応できます。

コッコ
コッコ

初心者の人が電子ピアノを買うときは必ずチェックしてね♪

チェックポイント

・鍵盤はハンマーアクションタッチレスポンス、象牙調・黒檀調などすべりにくい材質

・鍵盤の数は88鍵

・最大同時発音数128以上

まとめ

大人から初心者でピアノをはじめたい!と思っている人は多いのに、なかなか始められない理由は次の三つ。

  • いきなり音楽教室の個人レッスンに通うのに抵抗がある→精神的な壁
  • 定期的にレッスンに通う時間がない→時間的な壁
  • 楽器の単価やレッスン費用が高く、気軽にはじめられない→経済的な壁

大人から趣味でピアノをひきたいと思っている人は、まずは電子ピアノで独学してみましょう。

独学ではじめた後、ある程度まで楽しんでひけるようになってしまえば、個人レッスンへの抵抗感がなくなるかもしれません。もっとハイグレードな電子ピアノが欲しくなったり、設置場所に余裕があればアコースティックピアノの購入を検討したいと思うようになるかもしれません。

皆さんに馴染みのある曲を、初心者でもひけるような簡単な楽譜にしてアップします。

曲を練習しながらステップ・バイ・ステップで楽しくピアノをはじめてください。